トイレのつまりを自分で予防するには・・・

トイレ
・トイレットペーパーを使いすぎに注意する

トイレットペーパーを使いすぎないようにすることも、つまらせないためにひとつの方法です。一度に大量のトイレットペーパーを流してしまうと、つまりを起こしてすまいやすいので、一度に流す使用量の目安は、ゴルフボールぐらいの大きさで5~6個分ぐらいまでだと言われています。これ以上の量を一気に流してしまうとつまりやすくなってしまいます。トイレ使用後は、1回に使用するトイレットペーパーの量を調整するようにしましょう。拭き足りない場合は、一度水を流してから拭くようにすれば、つまってしまう心配もありません。

また、トイレットペーパー選びにも注意点があります。インターネット通販などで安く海外製のトイレットペーパーが売られていますが、なかには水に溶けにくいものもあるので注意が必要です。ドラックストアやスーパーなどで販売されているような日本製のものであれば水に溶けるので問題ないでしょう。

・トイレットペーパーや排便以外は流さない

つまらせないためには、トイレットペーパーや便以外のものを水に流さないようにすることが重要です。お掃除シートは水に流れると書いてあっても、トイレットペーパーよりも厚手のため、流さないほうが無難です。もし、お掃除シートを流したい場合は、1枚使ったら一度水を流すようにして、一気に複数枚のお掃除シートを流さないようにしましょう。

また、赤ちゃん用や介護用のおむつ、生理用ナプキンは、汚物や水分を外に通さない作りになっています。その機能上、おむつやナプキンは水に溶けないのです。もし便器内に落としてしまったら、流さずにすぐに取り除くようにしましょう。特に、生理用ナプキンは強い粘着性があり、排水管などに張り付くと取り除くのが非常に厄介です。水に流れないものは取り除き、誤って水で流してしまわないように注意しましょう。

・子どもがトイレで遊ばないようにする

子どもがトイレで遊んでいると、おもちゃ、クレヨンなどトイレットペーパー以外の物を落としてしまう可能性があります。

また、いくらしっかり清掃していても、子どもがトイレで遊ぶのは衛生的によくありません。傷に雑菌が入れば炎症を起こす場合もあるのです。

そして、小さい子どもが便器を覗き込んだら頭がはまってしまい、溺れてしまうという事故も起きています。まだ言葉がわからないような赤ちゃんや小さい子どもがいる場合は、普段からトイレに鍵をかけておくのも有効的です。

トイレの中で子どもが遊ばないように工夫するのも、つまりを起こさないために大切なことです。

・取扱説明書をしっかり読んで、不必要な物は持ち込まない

取扱説明書には、便器に流してはいけないものや、つまってしまった場合の対処法などが記載されています。つまりを防ぐには、トイレを正しく使用することが大切です。住まいが変わるたびにきちんと取扱説明書を読む人は少ないかもしれません。しかし、ここには正しい使い方が書いてあるので、その通りに使用する必要があります。つまってしまうのは、正しい使い方ができていないケースが多いのです。きちんと読んで正しい使い方をしましょう。

また、トイレは用を足すだけの場所なので、それ以外の用途では使用しないようにしなければいけません。たとえば、トイレ内で本を読んだりスマートフォンを見たりするのも、便器内に物を落としてしまう恐れがあります。基本的には、不要な物を持ち込まないようにしましょう。

そして、棚の上や窓枠などに飾りや置物などがあると何かの拍子に便器内へ落ちてしまう可能性があるので、やめておきましょう。

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