一日に何度も使用するトイレ。トイレを小だけで流すのは、節約になるのでしょうか?
トイレットペーパーを「小」で流すと詰まる?
水道料を節約するのに、トイレの「小」を使用する人がいるかと思います。
ただし「小」「大」の使用方法を間違えている場合があります。
レバーの「小」「大」は小便・大便による使い分けではありません。
トイレを流す際レバーの「小」「大」を小便と大便で使い分けている人が多いのではないでしょうか?その認識は、厳密にいうと間違っています。
「小」は小便のみときに使います。
「大」はトイレットペーパーを使用するときに使います。
男性で小便の際にトイレットペーパーを使用しない場合は「小」を使用します。
女性が使用するときや、男性が大便をするときはトイレットペーパーを使用するので「大」を使用します。
節水になったとしても詰まって故障になる可能性がある
水道料金は「小」を使用するほうが「大」より、若干ですが安くなります。しかし「小」はトイレットペーパーを使わないことが前提です。
トイレットペーパーを使用したり、大便をしたりする場合は、本来であれば「大」を使用しなければなりません。節水のために「小」で流している場合、トイレに負担をかけていることになります。その結果、詰まりや故障につながることになります。
小レバーで流せる目安
「小」では、トイレットペーパーの使用量が約2m以下の場合まで。
約2mを超える場合は「大」で流してください。