井戸ポンプのよくある故障内容と原因
井戸水は水道代の節約や、災害時にも利用ができるなど様々なメリットがあります。しかし、定期的にお手入れしないと故障してしまい、様々なトラブルや異常を引き起こす原因となります。
- 水が出ない、出が悪い
- 井戸ポンプから水漏れ
- 電源が入らない
- 音がおかしい、異音がする
水が出ない、出が悪い
井戸ポンプの故障により水が出てこなくなるトラブルです。井戸ポンプが動いていない。または、井戸ポンプが動いていても水が吸い上がっていないという事が考えられます。
前兆がなくても、ある日突然断水するケースもあるので注意が必要です。その他に地下水位の変動による影響を受けている可能性もあります。
井戸ポンプからの水漏れ
使用頻度によりますが、井戸ポンプの平均的な寿命は10年〜15年ほどです。長年の使用により部品にヒビが入るなど損傷がでることがあります。また通常、井戸ポンプには凍結を防止する機能がありますが、使用年数により機能が作動せず、ポンプ内で水が凍結してしまうこともあります。井戸ポンプから水漏れしている場合の対処法は、部品交換や修理となります。ただし状態によっては本体の交換になります。
電源が入らない
井戸ポンプの使用時に漏電ブレーカーが作動した場合、漏電している可能性があります。井戸ポンプを普段から生活用水として使っている方はもちろん、災害対策のために設置している方も、いざというときに井戸ポンプが使えないと困ったことになります。
通常使用しているだけで漏電することは多くありませんが、経年劣化や外的衝撃により電気回路がショートし漏電が発生することがあります。
また、井戸ポンプは屋外に設置されるため、虫などの小さい生物などが井戸ポンプ内の回路に侵入し、ショートさせてしまうことも多々あります。
音がおかしい、異音がする
井戸ポンプを使用していて、いつもより大きな音がなっていたり、聞いたことがない、ような音が鳴っている場合は、井戸ポンプが故障している可能性があります。
井戸ポンプの異音は経年劣化によるものが多く、そのまま放置していると漏電や水漏れなどの被害に拡大してしまう恐れがありますので、気がついた時には部品交換の検討や、異物が混入していないかのチェックをするようにしてください。