洗濯機設置の注意点

洗面所

いざ洗濯機を設置しようと思っても「洗濯機が大きすぎて部屋まで運べなかった」「洗濯機を置けるスペースがなかった」「蛇口の形状や位置がが洗濯機と合わなかった」などの確認不足によるトラブルが起こり、設置ができなくなってしまうことがあります。

搬入と設置に十分なスペースはあるか

洗濯機が玄関に入るか、室内のドアに入るか、廊下の曲がり角を通れるかをまず確認しましょう。ドアノブの位置やドアを開閉した時の幅、廊下の手すりの有無も考えて、洗濯機を運べるかどうかを確認してください。搬入経路を確認したら、洗濯機の設置場所も確認しておきましょう。洗濯機置き場や防水パンのサイズを確認して、設置するスペースがあるか確認しましょう。

蛇口の形状が洗濯機にあっているか

洗濯機置き場の蛇口で一番普及しているのは「万能ホーム水栓」ですが、大きく分けて3つ形状があります。

万能ホーム水栓
洗濯機用ストッパー付き水栓
洗濯機用ストッパー付き水栓
どの水栓にも対応できるよう、大体の洗濯機はアダプタなどの付属部品が付いています。中古品などの場合は取り付け工事や、別売りの部品が必要になることもあるので設置前に確認するようにしましょう。

洗濯機の設置場所は安定しているか

設置する床面が凹凸していたり防水パンが歪んでいたりすると、洗濯機が不安定になって使用時に振動や騒音が発生します。特にマンションやアパートなどの集合住宅の場合には、洗濯機の振動音によって騒音問題に発展してしまう恐れもあるため、床面が不安定な場合は防音マットを設置したり、床の補強工事を検討してください。

排水口に排水エルボが取り付けられているか

「排水エルボ」とは、洗濯機と排水口を繋ぐ接続のための部品のことで、大抵はL字型の物が多いです。排水エルボは本来、建物側に付いているものですが、賃貸住宅では以前の住民が間違えて持って行ってしまった場合など、まれに見当たらないこともあります。見当たらない場合は、管理会社か大家に問い合わせましょう。

排水ホースが取り付けられる位置にあるか

排水口の位置や防水パンと洗濯機との間の幅など事前に見て、無理なく排水ホースを取り付けられるのかどうか確認しておきましょう。

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